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腎臓病と食事療法減塩の食事療法塩分をとりすぎるとのどが渇き、水を飲んでしまうため血液の量が増え、血圧が高くなります。患者さんの状態によって1日の塩分量が決められますので、調味料や食品の塩分量を覚えて無理のない減塩食を心がけましょう。減塩のポイントを押さえておきましょう。味にめりはりをつける1〜2品に塩分を多く使い、他は薄味にすると食べやすくなります。塩分がないとおいしくない料理に集中して使いましょう。新鮮な食材を選ぶと素材そのものの風味やうま味で塩分は少なくて済みます。「かける」より「つける」醤油やソースは小皿に入れ、つけながら食べましょう。醤油や塩などの調味料を控える工夫●香味野菜を利用する。(ねぎやしそ、生姜、にんにくなど)●香辛料を利用する。(ごまや山椒、カレー粉、唐辛子など)●香りや酸味を利用する。(レモンやゆず、すだちなど)●出汁をきかせる。●焦げ目をつける。汁を残す麺類の塩分は1杯3〜7gあります。麺の塩分は約1g、残りの塩分はスープや具に入っています。汁は残しましょう。練り製品、加工食品は避けるちくわ、かまぼこ、ハム、ソーセージ、干物など。塩分の入っている調味料は計量スプーンの大さじ、小さじを使って量る習慣をつけましょう。塩1gに相当する調味料の量濃口醤油減塩醤油中濃ソースマヨネーズケチャップ甘味噌小さじ1杯強(7g)小さじ2杯(12cc)大さじ1杯弱(17g)大さじ4杯半(56g)大さじ2杯(30g)大さじ1杯弱(16g)減塩の調味料を使って上手に減塩に取り組みましょう!調味料P.20おかずP.0908